「働く女性の“B面”」
Vol.5 特技&一芸など
第5号2009-12-25
「あなたの特技や一芸、はたまた自称・マニアは?」という問いに対して、即答できる人はどれくらいいるでしょうか。
「いま・未来」会議メンバーは、30%の人が自分の特技を挙げました。
今回のVol.5 「特技&一芸など」では、スポーツや文化・芸術、人との交流など、単なる趣味とは一線を画して、「これをやっている」「自負できる」というものを聞いてみました。
さて、どんなコトがあるのでしょうか、早速のぞいてみることにしましょう。
パワフルな体力派は、精神面でも効果あり
まずは体を使った特技です。
スキー、登山、卓球、テニスなど、自分の健康維持と楽しみを兼ねたものを特技として挙げる方もいれば、「ここまで極めるか!」という人もいます。
「水泳は健康維持のため週1回のプライベートレッスンを含め、週に3回600mは泳ぐようにしています。気分転換に最適です」(ふらん・54歳・会社員)
「水泳(2005年には、24時間水泳大会にメンバーの一員として参加)。毎日2kmは泳いでいましたが、2年前からアレルギー症状が顔に出るようになり、最近はもっぱら顔をつけずキックのみの練習をしています」(ぴぴ・46歳・企業研修講師)
「水泳・自由型/マスターズ大会参加者の記録で全国50傑に入っています」(ぬらりひょん・47歳・フリーライター)
ふらんさん、ぴぴさん、ぬらりひょんさんのいずれもがストレス解消や人との交流が広がり、教えられることも多い、と答え、肉体面だけでなく、精神面での効果も実感しています。
「ドライブには自信あり。初心者マーク時代の自損事故以外、事故なし。現在優良ドライバー。海外ドライブの経験は人並み以上にあり(アメリカ、ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリア、ノルウェー、スウェーデン、ベルギー)。裏六甲は約100回ぐらいドライブしました。(家が近かったので)。海外一人旅も苦ではありません。同じような趣味の方がいれば楽しいのですが」(スルメ・49歳・会社員)と、パワフルな体力の持ち主は、お仲間を探しています。
「いま・未来」会議のメンバーの6割が40代です。若い世代のあなたも負けてはいられませんよ。
芸術派の貪欲さは無限大
静かな空間の中で心落ち着かせ、自分をみつめなおす時間は、せかせかと過ぎ去る日常で、重要な役割を果たすものです。次は、芸術や文化的な活動についてです。
「茶道」(sacci・41歳・電気メーカー事務職)、「生け花(小笠原流)」(フューチャー・41歳・貿易業)など日本の伝統的なものが筆頭にきています。
「水彩画を楽しむことにはまっています」というのはtomoさん(35歳・キャリアカウンセラー)、「フラワーアレンジメント」を特技に挙げたのはあったんさん(43歳・事務職)で、二人は、子育ての多忙中にもかかわらず、充実した自分の時間を持つことで、心を潤しています。
「川柳作家」と答えたひーちゃんさん(65歳・フリーアナウンサー・トークプランナー)は、「長い間『話す』『読む』という自己表現法で『伝え』てきたことに『句を詠む』という創作活動を加えたのは川柳の師、時実新子との出会いがきっかけとなった。川柳を詠むことで『自分に問いかけ』『自分を客観視』することができるようになった。現在、句会や同人誌作成などを通して、多くの新しい出会いも重ねている」と、その特技を生かして副業にしました。
また、歴史研究分野についても造詣が深い人も多く、さすが「いま・未来」会議メンバーです。
「仏像めぐり、神社仏閣めぐり(京都、奈良中心)・マニアックな目的での海外旅行。(ブータン、ミャンマー、ネパール、インド、中国雲南省山奥の仏教寺院・遺跡めぐり。メキシコ、ペルー、エジプト、トルコの遺跡めぐりなど)」(ふげんちゃん・43歳・会社員/SE)
つる姫さん(48歳・フリーライター)は、「四国遍路」を挙げ、「宗教比較学を学ぶ一環として気軽に始めたのですが、思いもかけず深いおもしろさがあったので続けています」。
「沖縄に関する情報収集」という、すなおさん(36歳・会社員)は、きっかけは小学校時代にさかのぼります。
「きっかけは小学校5年生に灰谷健次郎『太陽の子』を読んだこと。沖縄戦がどういったことなのか真実を知りたくて調べ続けた。高校までは沖縄戦に関する映画や書物に触れる程度だったが、大学ではじめて沖縄に訪れてから、風土にも興味を持つように。『沖縄に関することへの投資はよしとする』という自分なりのルールで、音楽・映画・偉人から、離島への時刻表まで、沖縄に関することなら記憶力が抜群!自分の脳みそに沖縄のインプットが多くなることに、この上ない快感を覚えています」
また、「源氏物語研究」というNさん(49歳・文筆業)は、
「源氏物語好きが高じて最初は源氏物語を読んで感動し、理解を深めたいと思って研究書を読み始めたが、さらに深く、独自の解釈ができるようになりたいと考えるようになった。ブログなども始めたおかげで、週刊誌の取材を受けたことも」と探求を深めています。
ふとしたきっかけが、自負できるほどの知識となっていることがわかります。得た知識が喜びとなり、更なる喜びを追求します。それは無限大と言っても過言ではないでしょう。
みなさんの周りにも、どこにそのきっかけが潜んでいるかわかりません。
特技を共有することで、楽しみも倍増!
「わくわくしちゃう!」っていうのはこんな感じだろうか、と思わせる特技もあります。
「旅行の企画立案」を特技とするつる姫さん(48歳・フリーライター)。
「個人旅行がとても好きで企画立案が得意なので、割と高齢の方をお連れすると非常に喜んでもらえます」と、相手が喜ぶことで自分の心も満たされています。
「グルメ倶楽部のコミュに参加していて、オフ会などに参加(酒、食の知識、つながりが増えた)」(やっちゃん・36歳・営業事務職)。約10年前、大阪に友人がほとんどいなかったために参加、今では生涯の友もできましたといいます。
ワイン好きが高じて10数年前からワインアドバイザーの受験、ワイン会の主催、ワイン旅行の実施、コマンダリーボルドー(クランスと提携しているワインの騎士団)などを続けている、ふらんさん(54歳・会社員)。最近は、趣味で始めた「バーチャルワールド(3D仮想世界)」も仕事の一環になったといいます。Second Life、IMVU、Club Cooeeをはじめ、6〜7個の「仮想世界」に属し、友人を作り、活動しています。
ナカシーさん(43歳・会社社長)は「仲間作り」を挙げました。
スルメさん(49歳・会社員)は、ボランティアで応募した市民講座で優秀賞(内容は、地域におけるファシリテーション講座のようなもの)とマネーセンスアップ講座で入賞、コミュニケーション講座で特別賞と受賞歴の持ち主。 自分のマンションのクリスマスコンサートを同じマンション住民と一緒に企画したり、と多彩ぶりを披露してくれました。
みーこさん(77歳・無職)は、これまでの経験を生かし、NPO法人 日本中国友好協会会員(植樹,学資支援、中国及び中国領事館の女性たちとの交流など)、BPW(Business&ProfessionalWome's club of osaka)会員、オパール・ネットワークの会員(高齢時代に心身共に健康で自立した生活を目指す会)、日本旅のペンクラブ会員と、多くの会に携わり社会貢献をしています。
ここまで読まれたあなたは、「すごいわ!私にはとてもまねできない!」と思われたのではないでしょうか。
大丈夫です。特技とは、資格などと間違われることもありますが、自分をアピールするものです。今回ご紹介したメンバーは自負するものを持ち、輝いています。それは、自分の「強み」を自分でわかっているからなのです。
例えば、お友達にあなたの良いところを聞いてみます。
「パソコンをこなしている」「行動力がある」「整理整頓が上手」「笑顔が素敵」「物知り」「料理が上手」「聞き上手」「話し上手」などなど。それはきっとあなたの「特技」になるはずです。
好きなことから始めてみましょう。そしてあなたも輝いてみませんか。
今回の「いま・未来」会議のメンバー
・年齢;28歳〜77歳(20代4%、30代18%、40代62%、50代11%、60代以上5%)
・雇用形態;正社員45%、フリーランス22%、経営者18%、公務員5%、団体職員1%、パート・アルバイト2%、派遣社員2%、そのほか4%